Smartsheet 2022 Core Product Certificationのベータ版の試験を受けてみました

2022 Core Product Certification

ベータ版の試験

2022 Core Product Certificatioのベータ版の試験を受けてみましたので、その概要を報告いたします。

追補(試験正式開始)

2022年3月からSmartsheet Universityで正式に認定試験を開始しましたので関連の情報を追補します。

  • 試験のサイトはこちら
  • Community での Smartsheet 社員のティム・レビットさんからの2022年3月日付のメッセージ
    • (翻訳)
      • Smartsheet University の新しい認定プログラム、Smartsheet Certified の開始をお知らせします。2022 年、Smartsheet Certified プログラムは、業界標準でありサブジェクト・マター・エキスパートによって開発された一連の認定資格をリリースする予定です。
      • 新しいコア製品認定試験は、Smartsheet University がリリースする最初の認定資格である Smartsheet Certified となります。この新しい試験では、共同作業環境を構築および設定する能力を検証し、シート内の情報を作成および整理する能力、自動ワークフローの作成および実装、数式の作成、フォームの構築、レポートおよびダッシュボードの作成および展開に関する能力が試されます。新しいコア製品認定を取得すると、Smartsheet コア製品の機能についての知識が証明され、その分野のプロフェッショナルとして差をつけることができます。
      • Smartsheet 認定を受けた数千人のプロフェッショナルの仲間入りをして、今すぐ新しいコア製品認定を取得してください。詳細については、Smartsheet Certified をご覧ください。

位置づけ

Product Certificate, Professional Service Certificateがパートナー(代理店)向けの資格認証であるのに対して、Core Product Certificationはユーザーがその能力を証明するために用いられるもののようです。
米国ではSmartsheetの導入が進んでいるので、就職などの際に、MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)のような感じで利用されるものと想定されます。
日本では外資系企業が Smartsheetを使っているところが多いので、そのような企業に就職される方は、元々英語が得意な方も多いかもしれませんので、チャレンジしてみるのも良いかもしれません。

以下、ベータ試験時のオリジナル投稿

基本的な機能の理解度を確認

Smartsheet Universityにある説明によれば、「共同作業環境を構築し、設定できることを検証するもの」です。受験者は、「特定の職務に関係なく、コアプロダクトの全体的な知識を持っている必要があります。シート内の情報の作成と整理、自動ワークフローの作成と実装、計算式の作成、フォームの構築、レポートとダッシュボードの作成と配置ができることが必要」とのことです。

試験の場所及び価格

Smartsheet University のオンラインで、価格は149ドルです。

試験の実際

文章題風の英語が少し難しい

問題は全て英語で、人によっては英語の部分の方がきついかもしれません。

「〇〇さんは製品の導入に関する5つのプロジェクトを持っていて、マネジャーの△△さんから、✕✕の権限を与えられています。、、、」のような文章題風の問題でした。この〇〇さんが日本人には聞きなれない名前で登場人物の関係を頭に入れるのに少し苦労します。

Product Certificatitonと同じ位のレベル

レベルとしてはProduct Certificationと同じか英語の部分が少し難しい、という感じです。Product Certificateの方は実際にプロジェクト管理のシートを作って、その結果に基づいて回答するので時間が多少かかります。

一方、2022 Core Product Certificationの方は、90分60問でクイズ形式で、一定の水準以上が合格です。私のスコアは4つ間違えて93点でしたが一応合格でした。(何点から合格かは不明)

カメラ、画面共有で監視

Product Certificateの方は時間の制限もなかったですし、また、必要に応じて資料を見ることができましたが、こちらの2022 Core Product Certificationの方は、最近のアメリカの大学のリモートの試験と同様、カメラで自分を移すとともに、画面を共有して行い、カンニングができないようになっています。

試験中に「録画中です」の表示が邪魔なのでマウスで動かそうとしたら、「疑わしい動きがありました!」と警告されました。

参考資料

勉強のための資料のリストは、Exam Contentとして、これも英語ですが、どのような知識が求められるかが示されています。一応目を通して通してみましたが、一部、知らないこともあったのでそれなりに役に立ちました。

まとめ

コアプロダクトの試験なので、プレミアムアプリとかコントロールセンターは対象外です。レポート、フォーム、ダッシュボード、関数、ワークフロー等の基本的な内容についての理解度を測ることができます。

タダでないですし、英語ですし、日本でこのニッチな試験を受ける方はあまりいないかと思いますが、ご参考までに、記憶が薄れないうちにメモしておきます。

日本でSmartsheetがもっと普及してくれば、Smartsheetが使え、かつ、英語の能力もある、といったこと証明するといった使い方も出てくるかもしれません。

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