ビジネスプランとエンタープライズプランの比較

はじめに

Smartsheet では、さまざまなニーズや要件を持つ組織に対応するため、さまざまなプランを用意しています。ビジネス プランとエンタープライズ プランを比較することで、どちらのプランが自分の組織に最適かを判断することができます。ここでは、各プランの長所と短所をご紹介します:

なお、こちらの比較表もご覧ください。

Smartsheet のビジネス プラン:

長所

  • 費用対効果
    • Business プランは Enterprise プランよりも手頃な価格なので、予算に制約のある中小企業に適した選択肢です。
  • コラボレーション機能
    • ビジネスプランには、シートの共有、自動ワークフロー、アラート、リマインダーなどの主要なコラボレーション機能が含まれています。
  • レポーティングとダッシュボード
    • ユーザーは、レポートやダッシュボードを作成し、複数のシートからデータを可視化し、洞察を得ることができます。
  • アプリとの統合
    • Google Workspace、Microsoft Office 365、その他のサードパーティアプリケーションなど、人気の高いアプリケーションとの統合をサポートしています。
  • アクティビティログ
    • シート、レポート、ダッシュボードのアクティビティログにアクセスでき、ユーザーの操作や変更を追跡することができます。

短所

  • SSOがない
    • ビジネスプランには、セキュリティ強化とユーザー管理に不可欠なシングルサインオン(SSO)がありません。
    • 例えば、Goolge、Microsoft、Appleでのログインで多要素認証(MFA)を求めても、ユーザは電子メールとパスワードの組み合わせによるSmartsheetへのログインが可能であり、組織全体として、多要素認証を強制することができません。
  • 限られた管理コントロール
    • このプランでは、ユーザー管理、セキュリティ ポリシーのオプションが制限されるなど、Enterprise プランと比較して高度な管理機能が少なくなっています。

Smartsheet Enterpriseプラン:

長所

  • 高度なセキュリティ機能
    • Enterprise プランには、SSO が含まれており、セキュリティを強化し、ユーザー認証とアクセス制御を合理化するのに役立ちます。
  • より大きな管理コントロール
    • 管理者は、より堅牢なユーザー管理機能、ロールベースのアクセス制御、およびセキュリティ ポリシーにアクセスできます。
  • WorkApps:
    • WorkApps では、シート、フォーム、レポート、ダッシュボード、その他の Smartsheet コンテンツが 1 つの統一されたインターフェイスにまとめられています。これにより、関連する情報やツールにアクセスするための中心的な場所をユーザーに提供することで、コラボレーションを簡素化することができます。
    • WorkAppsでは、ユーザーの役割を定義し、アプリ内の特定のコンテンツや機能へのアクセスを制御することができます。これにより、ユーザーは自分の役割や責任に応じた適切なリソースにアクセスすることができるようになります。
  • スケーラビリティ:
    • エンタープライズ プランは、より複雑なニーズを持つ大規模な組織向けに設計されており、ビジネスの成長に合わせて拡張することができます。

短所

  • コスト:
    • エンタープライズプランは、ビジネスプランと比較して価格が高く、予算が限られている組織には適さない場合があります。

まとめ

ビジネスプランとエンタープライズプランのどちらを選択するかは、組織の規模、予算、セキュリティ要件、高度な管理機能の必要性を考慮して決定してください。セキュリティと拡張性が最も重要な場合、エンタープライズプランが適しているかもしれません。しかし、コラボレーションやプロジェクト管理に必要な機能を備えた、より費用対効果の高いソリューションをお探しなら、ビジネスプランで十分かもしれません。

Cloudsmartはエンタープライズプランをお勧めしています

Cloudsmartとしては、企業などのお客様には、基本的にセキュリティー等に優れているエンタープライズプランをお勧めしています。
よくある誤解に他のクラウドベースのサービスのようにSmartsheetのコンテンツを閲覧、編集する人数だけのアカウントは必要ありません。(詳しくは、無料ユーザーでできることの記事をご覧ください。)
Smartshhetのシート、レポート、ダッシュボード、フォームなどのコンテンツを制作、管理する人の数だけのアカウントがあればよいです。
エンタープライズプランは最低25アカウントからですが、1アカウント当りの価格が低いビジネスプランで、例えば、75アカウントを取得するのであれば、当初のアカウント数は25等に絞って、よりセキュリティーなどの管理機能に優れるエンタープライズプランの導入をお勧めします。

もちろん、セキュリティー面は社内規定等で担保することとして、より多くの社員がSmartsheetの有料アカウントで自らソルーションを作れるようになるように、ビジネスプランを選択するという考えもあります。

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