Cloud for Goodwill by Cloudsmart (善意のためのクラウドサービス)

~ NPOのためにSmartsheetサービスを無償で提供 ~

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2022年4月1日

合同会社クラウドスマート

クラウドスマート(代表:宮﨑順一郎、本社:東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル5階)は、NPO(非営利団体)の活動を支援する目的で、「Cloud for Goodwill by Cloudsmart (善意のためのクラウドサービス)」を提供いたします。

具体的には、NPOが共同作業に使うことのできるSmartsheetのプラットフォームとプロボノの Smartsheet専門サービスを、応募団体の中から採択団体に無償で提供いたします。Smartsheetの強みである無制限の共同作業者を追加することが可能なこと、また、クラウドスマートのSmartsheetについての経験と知識を、NPO支援に活用します。

Smartsheet とは

Smartsheet (NYSE: SMAR) は、本社が所在の米国ではFortune100主要企業の90%、米軍、調達庁等の連邦政府(注1)がプロジェクト管理等で利用する基幹的プラットフォームです。世界全体では190ヵ国、9000ブランドで利用されています。

Smartsheetの特徴はエンタープライズレベルでの拡張性です。数百のプロジェクトを立ち上げ、プロジェクトの全体をダッシュボードで管理するなど、拡張性の高いプロジェクト管理やチームのコラボレーションが可能です。

諸外国の非営利団体のSmartsheet活用事例

下のURLの事例(グローバルヘルスのためのタスクフォース)のようにSmartsheetは非営利団体の様々な活動に用いられています。

https://jp.smartsheet.com/customers/the-task-force-for-global-health

グローバルヘルスのためのタスクフォース

(写真は上記 Smartsheetのサイトからの転載)

詳しくはクラウドスマートが翻訳紹介する諸外国の非営利団体のSmartsheet活用事例のページをご覧ください。

https://cloudsmart.jp/smartsheet/user/non-profit/

無償提供の仕組み

クラウドスマートはNPOの各種共同作業の支援に必要なノウハウを獲得する目的でSmartsheetのシートを作成し採択された団体に共有いたします。共有を受けた団体は、シートなどの閲覧、編集により共同作業を行うことが出来ます。

Smartsheetのサービス規約(注2)により、支援の対象は商業的な活動を行っていないNPOの非営利活動に対してのみ(具体的には「その他事業」として行っている収益事業は対象となりません。)とし、また、クラウドスマートのNPOの各種共同作業の支援に必要なノウハウを獲得する趣旨、目的に合意していただいた上での利用となります。

なお、上記の条件に合致しない団体やシートなどを自ら所有する必要のある団体に対しては、アカウントの取得を斡旋し、Smartsheetの利用に関するコンサルティングサービスのみ無償で提供します。また、特に公益性の高い活動については、有償アカウントの取得を予算の範囲内で補助することとします。

採択されたNPOプロジェクトのメリット

採択されたNPOは以下のようなメリットを受けることが出来ます

  • NPOの共同作業に使えるSmartsheetのプラットフォームを無償で利用できます。
  • ダッシュボードの作成などSmartsheetに関する専門的サポートを無償で受けることができます。
  • クラウドスマートの利用するSmartsheetサービスの共同利用という形になりますので、採択団体が特にご負担いただくものはありません。
  • グーグルなどのクラウドツールで Smartsheet と連携可能なものの利用サポートを受けることができます。

募集要項

1 対象

以下の全ての要件を満たす活動目的が明確な特定非営利活動法人(NPO法人)

  • 利用対象は収益事業でないこと
  • 特定の法人の傘下もしくは管理下にない団体であること
  • チームのコラボレーションにクラウドサービスの利用が必要なこと
  • 本サービスが無期限の提供でないことに同意していること
  • 審査段階で利用方法についてのZoomその他での問い合わせに対応可能なこと
  • クラウドスマートの「NPOの各種共同作業の支援に必要なノウハウを獲得する」の趣旨、目的に同意すること
  • クラウドスマートによる事例の取材、ホームページでの紹介、セミナー登壇などに協力できること

※上記条件を踏まえ、応募団体の中から、弊社の独自基準により支援団体を決定いたします。審査にあたっては、団体の公益性、コラボレーションのニーズのSmartsheetへの適合可能性、支援から得られるノウハウの水平展開可能性等を参考とします。上記を全て満たしている場合でも適用とならない場合もございますことをご了承ください。

※非営利要件を満たしていない一般社団法人や一般財団法人は本サービスの対象外です。

2. 支援予定団体数

当面、数団体を対象とし、クラウドスマートの成長とともに支援対象を増加していくようにいたします。

3. 応募期間

2022年4月1日(金)〜2022年6月30日(木)まで(応募期間については延長の可能性あり)

4. 応募方法

下記URLのフォームからお申し込みください

https://app.smartsheet.com/b/form/14a86b8b38884f32b4ea35784a0831f9

4. 採択事業の発表

個別に連絡するほか、クラウドスマートホームページに遂次掲載の予定です。

April Dream ~ 将来は水平展開によるノウハウの共有

個々の団体、プロジェクトの支援から得られた知見を生かし、NPOのIT化、クラウドベースのコラボレーションの成功につながるポイントを抽出し、活動分野ごとのテンプレートを作成し、Smartsheetのソルーションセンターなど提供します。また、同様の活動をしている団体を対象にワークショップなどを通じて、1つの団体で得られた成果を他の団体へと波及させるプログラムを開発していきます。

クラウドスマートは善意のためのクラウドサービス利用の支援から日本のNPOのDXに貢献します。

(参考情報)

Smartsheetでどのようなことが可能か

具体的なイメージ持っていただくよう公開用のダッシュボードを作成しましたので、ご参照ください。

https://app.smartsheet.com/b/publish?EQBCT=e013137a28ee4be08e8fbaa584b800e8

  • ダッシュボード・レポート
    • ホームページの代わり使うことが出来ます
      • NPOにとって必要不可欠な情報発信プラットフォームとして活用できます
    • 支援者に対する報告
      • プロジェクトの進捗状況や成果を共有・発信できます。
  • フォーム
    • フォームを使って問い合わせへの対応など様々な情報収集を行うことができます。
    • 例えば
    • ボランティアの募集フォーム
    • 救援要請のフォーム
    • イベントのRSVP(出欠確認)
  • シート
    • 団体の活動に必要な情報を集中管理することができます
    • 例えば、
    • 団体のプロジェクトの管理
      • 大規模なイベントやボランティアのスケジュールの調整
      • プロジェクトの進捗状況をモニタリングし、早期の課題発見
      • メンバー、ボランティア間の情報共有、コミュニケーション
    • 寄付者やスポンサーに報告するために必要な情報の集約
      • スポンサーの記録、文書、資料の転送
      • それぞれの関連する議論の記録
      • スポンサー、ボランティア、文書などの履歴記録を保管など
    • 組織運営・会計経理
      • 全ての編集履歴が保存されますので、監査、税務対応などに活用できます
      • 報告書作成等の組織運営業務の改善
    • 新規ボランティアなどに対するオンボーディング
      • 新しく組織に入ったメンバーに対して必要な資料の場所や手続きを示すなど、早期の即戦力化をサポートします

クラウドスマートとは

クラウドスマートは、Smartsheetの認定プロフェショナルサービスパートナーです。昨年12月「Smartsheet プロフェショナルサービス認証」(注3)を日本で初めて取得し、本年1月より利用企業やパートナー向けのプロフェショナルサービスの提供を開始しています。また、SmartsheetのコンサルタントとしてSmartsheetの日本での普及支援活動に努めています。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000092399.html

クラウドスマートの「スマート」とは

クラウドスマートはSmartsheetを主たるサービス対象としていますが、クラウドサービスを「スマート」に活用することの支援全般を目的としています。

「スマート」とは、クラウドサービスを効率的に利用することだけでなく、クラウドサービスのコスト的なメリットを活用することを意味します。

例えば、クラウドスマートのホームページは、Google Cloud プラットフォームの無償枠を活用しています。また、ワークショップなどの動画チュートリアルも 無償で利用できるYouTubeを活用しています。

このようにクラウドを「スマート」に活用することにより、高額なシステムコストを負担することなく、様々な組織の活動をより効率的に行い、本来の目的に集中できるよう支援することをクラウドスマートの目的としております。

クラウドのコストメリットの普及

かつて、情報システムを構築、運用するためには、システム資源を購入し、運用管理の専門家を雇うことが必要でした。システムを構築する組織は、相当な初期投資が必要でした。

クラウドスマートの代表の宮﨑が旧郵政省、総務省で通信政策に携わっていた頃は、自治体や各種団体の情報化に必要なシステムの構築の支援を行っていましたが、システム構築には、数千万~数億円の投資が必要で、低利融資や補助金で各種団体の情報化を支援していました。

しかし、クラウドの登場により、この常識は覆されました。そのため、これまでITの利用が難しいと思われた業務領域での利用が拡大しています。当時、補助対象などとなった数千万円のシステムと同様のことが、現在は、無償や廉価なクラウドサービスで実現しています。

クラウドスマートはクラウドサービスがもたらしたコストメリットをNPOが享受できるようサポートいたします。

プロボノとは

プロボノとは、ラテン語のPro Bono Publicoの略です。Pro = ために Bono=良いこと Publico =公共 で「公共善のために」という意味です。 具体的には、企業等が専門的なスキル・経験等をボランティアとして提供し、社会課題の解決に成果をもたらすことを意味します。

クラウドスマートは、Smartsheetの強みである多くの無料ユーザーを追加可能なこととクラウドスマートのSmartsheetを始めとするクラウドサービスについての経験と知識を活用して、NPOのIT化をサポートします

(注)

  1. 連邦政府機関および政府契約者向けの FedRAMP Marketplace に掲載
  2. Smartsheet利用約款で、「サービスを商業的に販売、再販、ライセンス、サブライセンス、配布、または第三者にフレーミングしてはならない」とされているのでこのような条件となります。
  3. 大規模システムの構築も可能な能力を有することを認証

会社概要

合同会社クラウドスマート (英文名 Cloudsmart LLC)

代表:宮﨑順一郎

本社住所:東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル5階KSフロア

URL: https://cloudsmart.jp/

問合せ先

クラウドスマート 担当 ジュンゴ

Email: jungo@cloudsmart.jp

電話: 050-6867-9911 Mobile: 070-8450-3368

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